Miranda 一期一会

日常の幸せに感謝したい。だけど、非日常な旅行も好き。日常と旅行の両方の記録。

油断してなかったはずだけど…の高齢出産_前置胎盤_15wで初めての警告出血

前置胎盤の警告出血から確定診断がなされるまでの経緯を記録:

アラフォーで初めて迎える2020年春の出産。通常分娩の大変さを知ることなく前置胎盤帝王切開の荒波にもまれることに…安定期目前の出血についての記録

 

安定期を目前に控えた15週の朝、少量の鮮血が出ていることに気づきます。。。まさか流産?!と本当に血の気が引きます。つわりが収まったことを良いことに、前日の日曜日にショッピングに少し歩いたかな?というくらいしか出血の原因は思い当たらず。。。しかし、出血は前触れもなく突然来るのです。

 

出血量が多くなかったし仕事もあるので様子を見ようか?と思ったけど。。。色々な不安が頭をよぎるのでまずは産婦人科に連絡。

 

内診の結果、いつもは歯切れのよい先生(年配で経験豊かな印象を持っている)から少し濁したような口調で「前置胎盤の可能性」との説明を受けた。胎盤は子宮が大きくなっていくと徐々に上がっていくから解消することが多いが、私の場合は今の時点で胎盤が完全に子宮口をふさいでいるので出血しやすいし、解消しないことも考えられるというようなことでした。前置胎盤の確定診断は30週を目処に行われるが、次に出血したら入院になるから、とにかく安静にするように言われ、止血止めを処方してもらって帰宅。その後は仕事へ。

仕事もまだ続けるつもりだったし、安定期に入って少し動ける、あわよくば近場に旅行にでもと思っていたので軽めのショックを受けました。40歳を目前にした高齢での妊娠なので、色々なリスクはあるのだろうと思っていたけど、前置胎盤とは…今までの周囲に経験者はいなかったし、病名を聞いたことがあるくらいにしか認識していなかったのに。。。とはいえ、流産ではなかったし、妊娠には今までと違って様々な出来事やリスクを想定して準備しておかないといけないと、改めて気持ちを切り替えるきっかけになりました。

 

その後はひたすら家と職場を往復する日々を過ごし、安定期の旅行や帰省などは行わず、極力安静を徹底したおかげか、幸い管理入院まで新たな出血はありませんでした。

 

最終的には27週の検診でこれ以上は子宮が上がらないからということで前置胎盤が確定しました。ただし、私の場合は実は胎盤自体は十分に上がっているけど太い血管が子宮口近くにあるため、リスクに変わりはないということから、この血管を胎盤の一部とみなして前置胎盤の診断が確定しました。この症状は少し珍しいのか、入院中に週次で検診するドクターが変わるたびに胎盤の位置が高い(なぜ前置胎盤なのか?)ので、他のドクターに症状を確認する(セカンドオピニオン?)ということが何回か起きていました。私としては検診台から降りて一刻も早く足を閉じたいだけです…

 

前置胎盤の可能性を診断された人はみんなそうだと思いますが、私も、初回の警告出血の15週以降は、前置胎盤について自分なりにネットで調べました。今後は、突然の出血による入院や、管理入院、帝王切開になる可能性を理解したので、仕事について迷惑をかけないように、チーム内で特に突然入院する可能性を共有し、産休開始をできる限り前倒しにするように調整をしました。当初は産休ギリギリまで働こうと思っていたけど、結果的には有給をすべて消化するように1か月半ほど前倒して休業開始。会社によっては帝王切開や管理入院が必要という確定診断をもって前倒しで産休として休めるところもあるみたいです。

 

病院の先生にも言われましたが、警告出血は少量でも子宮内で大量出血している方が危険。「少量でも出血があれば体からの何らかのシグナルなので迷わず受診」が大事と思っています。