Miranda 一期一会

日常の幸せに感謝したい。だけど、非日常な旅行も好き。日常と旅行の両方の記録。

油断してなかったはずだけど…の高齢出産_管理入院_前置胎盤

前置胎盤による管理入院の記録:

アラフォーで初めて迎える2020年春の出産。通常分娩の大変さを知ることなく前置胎盤帝王切開の荒波にもまれることに…

管理入院はコロナ第一波の最盛期ということもあり、家族との面会不可という大きなデメリットがありながらコロナの脅威から守られている安心感もあり。そんな管理入院の概要を記録として取りまとめ。

 

【管理入院と帝王切開のタイミング】

これ以上は胎盤も上がらないからということで27wで前置胎盤が確定。すなわち、管理入院と帝王切開も確定したということです。

私がお世話になった病院では32wから管理入院をして37wの手術日(水曜日)に予定帝王切開を行うことになっていました。日程が淡々と事務的に決められましたが、ミラクルだったのは予定帝王切開日と私の誕生日が同じだったということ。同じ日は嫌ですか?と聞かれながらも他に選択肢はないと言われる…じゃあ聞かないで…

実は当初の出産予定日が夫の誕生日と1日違い。夫と子供の誕生日が同じになったら面白いなと思いながら過ごしてきたので自分の誕生日と同じになるのはなんだかくすぐったい。いずれにしても、子供が私たち夫婦と強い縁があるようでうれしいです。

 

早めに休みを取得しても入院まで残された期間は2週間ほど。

その間に、赤ちゃんを迎える準備と入院準備。大きいお腹での準備は出血の怯えもあったので思ったよりもはかどらない。ネットを利用しながら妊娠中の準備は何事も早め早めが大事です。

 

【入院中の生活・スケジュール等】

入院中の生活は、思っていたよりもゆっくりする時間がなかったなという感想です。6時起床(といっても7時過ぎまでゴロゴロ)21時消灯の中で、毎日の心音チェック、看護師さんの問診、シャワー、ドクター回診(シャワーの間に終わってることが多かった…)、ベット周りの清掃、さらに週次の内診、自己血の採血、お腹の張りのモニターチェック、シーツ交換。これに食事や洗濯が入ると、すき間時間は結構あるけどまとまった時間があまりないのです。

あと、私の病院ではプライマリー看護婦といって私の担当看護師(助産師)さんがついてくれて、ちょくちょくお話(相談とかバースデープランの検討とか)に来てくれました。これはとても有難くて、入院中や産後の不安なことを色々と気軽に聞くことができました。

入院中の私にとっては読書がすき間時間の使い方としては一番効率的で、午後の2-3時間の空き時間はPCを持ち込んでフォトブックを作って過ごしていました(PCの持ち込みは念のため主治医に確認しましたが、即答でOKでした)。

 

ちなみに管理入院中は4人部屋でwi-fiはなくて、出産後の個室にはwi-fiがありました。動画等をたくさん見たい場合はスマホのデータ容量を増やすなどの対応が必要ですね。出産後は赤ちゃんのお世話で大変なのでwi-fiは特にいらないのでは…と思います。動画を見る暇があれば寝たいです…

 

入院中は暇というよりも病棟以外は出歩けないということの方がつらかったです。体力が落ちたことは間違いないし、欲しいものを自分で選んで買えないのは結構ストレスでした。

どうしても欲しいものは夫に買ってきてもらうか、私の病院は病院内のローソンさんが病棟に行商?みたいに来てくれたので(病院のオアシスでいつも人だかりができてました)、その際にお店にあるものを持ってきてもらうようにお願いするかでした。みなさん母乳を飲み始めたらなかなか食べられないアイスクリームやデザート類をローソンさんにお願いしてました。食事制限はないので、自分の判断です。

 

【部屋の様子】

4人部屋の患者さんの入れ替わりは激しく、最終的には4人のうちの3人が私と同じ症状の方で、手術予定日が1週間と3週間違い。それ以外は、つわりや切迫早産、妊娠高血圧等の患者さんが本当に日替わりで昼夜問わずに入ってくる感じです。通常分娩で入院されている方とは別の部屋が長期入院患者用に使われているようでした。ベットの回転率は高くて、ベットが空いたと思ったら当日(夜中の入院もありました)や翌日に新たな患者さんが来る…という感じです。

 

【管理入院に向けたアドバイス

・自己血の採血で一気に貧血が進行しました…妊娠初期から継続的に鉄分を取得しておくべきでした